死亡届け
いろんなお葬儀を受けますが、
とても辛く思う施行もあります。
身寄りがなく、市のケースワーカーの方が担当されている方の施行です。
一人暮らしのため、自宅で亡くなられた場合、発見されるまで遅れる場合があります。
病院で亡くなられた場合も含めて、身寄りがない方の場合は死亡届けを記入してくださる方を見つけるのが大変です。
子供がいても居場所が特定できない。
親戚の方も見つからない。
病院の院長にお願いしても拒否される場合がある。
家主さんを探しても、ずっと不在で居所が分からない場合がある。
死亡届けが出せないと、火葬許可証が出ない。
許可証がないと火葬できない・・・
死亡届け人の条件は
①同居の親族 ②同居していない親族 ③同居者
④家主 ⑤地主 ⑥家屋管理人 ⑦土地管理人 ⑧公設所の長
ずっとご遺体をそのままご安置という事も出来ないし、
ご遺体をご安置している葬儀社としても困る。
そのような状況で、
ケースワーカーの方がとても困っている状況を見ると
『私が書ければ書きたい』とさえ思います。
何が一番辛いというと、どのような人生を送ったにせよ、
亡くなられた方をたらい回しにしているような感覚におちいるのが
とても辛いです。
なんとか出来ないものだろうか・・・
といつも思ってしまいます・・・